2017年3月28日火曜日

Former Sox Prospect Review: Ben Taylor, RHP

今回は、この春NRIとしてMLBのキャンプに呼ばれ、Tyler Thornburgの故障もあり、リリーフのデプスとして注目度を上げている、Ben Taylor。ボーナス総額を抑えるためのシニアーサインでしたが、大当たりになりそう。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Ben Taylor (ベン・テイラー)
Full Name: Benjamin Alan Taylor
Position: RHRP/RHSP
Born: November 12, 1992
Birthplace: Montgomery, Alabama
Height: 6-3
Weight: 225
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 7th round, 2015
How Acquired: Draft
College: South Alabama
Signing Bonus: $10,000
High School: Brewbaker Technology Magnet HS (AL)
MLB Debut: April 7, 2017 (Boston)
How Left: Claimed off waivers by Cleveland (February 2018)
Player Link: MLB,com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

優れた投手体格。速球は90 mph前半から最速95 mph。リリーフとしては飛び抜けていないが、非常に回転が良く、手元で浮き上がるように伸びるため、多くの空振りを奪う。セカンドピッチは小さく変化する80 mph前半のスライダー。チェンジアップは平凡。制球・コマンドは平均から少し上。積極的にストライクを投げる選手。


[Background]

優れた体格と、三振を奪えるスタッフを持っていたが、South Alabama大ではクローザーを務めていた。BOSは彼のレパートリーを見て、先発候補として契約。


[Profile]

15' : SS-A LowellのPiggy-Backでデビューすると、10.0 IPで17奪三振と素晴らしい成績を残し、同期ドラフト組の先陣を切って、Low-A Greenvilleへ。そこではフロントの期待通り先発としてしっかり投げた。

16' : High-A SalemでPiggy-Back気味のリリーフとして開幕。イニング数を大きく上回る奪三振に、制球力を見せつけ、プロ入りから一年でAA Portlandへ到達。苦戦するかと思いきや、ここでも34.0 IP/42 Kと素晴らしい投球を見せた。

17' : STで素晴らしい投球を見せて、開幕ロスター入りを勝ち取った。シーズン開幕後も、しばらくはキレの良い速球で、MLBでも通用する能力を持っていることを示したが、徐々にコマンドと変化球の不足で安定感を落とし、シーズン終盤はAA PawtucketとDLを行ったり来たり。

18' Feb. : Eduardo Nunezとの契約に際してDFAしたところをCLEがクレーム。

18' : CLE-AAAでは57.1 IPで9 BB/70 Kと素晴らしい成績。MLBでも6試合に投げて、K/BBはしっかりしている。

19' : AAAで平凡な投球で3年振りにMLBでの登板無し。苦しい立場になってきた。


[Comment]

速球がなかなか印象が良く、変化球かコマンドでもう一歩成長を見せれば、MLBで十分にやれる能力はあると思います。下位指名でこういう選手を見抜くのが大事ですね。

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