2017年1月14日土曜日

17' Draft Watch - Draft Board 8 (M-IF)

2B/SSです。Royce Lewisは高嶺の花でしょうが、Nick Allenと、Brady McConnell、Mark Vientos、Chris Seise、Jeter DownsのFlorida州HS-SS 4人組などが魅力的。指名順的にドラ1で指名できるならAllen以外は少しオーバードラフトかもだけど、もしドラ1が投手でドラ2に誰か残ってたら欲しいかも。


[17' Draft Board (M-IF)]

Royce Lewis, SS/OF, JSerra Catholic HS, CA (HS)

B/T: R-R
Height: 6-1
Weight: 185
Commitment: UC-Irvine
Ranking: BA #5/MLB #5
Projection: Likely Top 5

Comments: 攻守にオールラウンドなスーパースターになれる可能性があり、昨年全体#1のMickey Moniak (PHI)より上と見るスカウトも。基本的にはスピードや運動能力に優れたアスリートタイプだが、スウィングが早く、既にある程度のパワーを発揮している。平均以上のパワーを発揮する可能性。塁上の脅威になれるスピードがある。現在はSSでプレーし、そこに留まれる可能性のある、レンジ・グラブ捌き・運動能力を備えるが、送球メカニクスがやや評判が悪く、SSよりも2Bか、寧ろスピードを生かせるCFがフィットしていると見るスカウトが多い。


Keston Hiura, 2B/OF, UC-Irvine (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-0
Weight: 185
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #14/MLB #22
Projection: Mid 1st round to Late 1st round

Comments: 名前からして日系選手かな?守備位置の不確定さも含めて、Rob Refsnyder (NYY)と比較される選手だが、打撃ポテンシャルはかなり高い。非常に優れたスウィングスピードがあり、アベレージもパワーも平均以上になれる可能性。一方、スピードは平均以下。2BとOFでプレーするが、今季は肘のケガもあり、DH専任となっている。打力は間違いないが、プロ入り後、すぐにTJになる可能性が高く、元々守備の評価も高くないため、2Bに留まれるかも不明な点がどこまで響くか。


Logan Warmoth, SS, North Carolina (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-0
Weight: 190
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #19/MLB #27
Projection: Mid 1st round to Supplemental 1st round

Comments: 名門UNCのSSをフレッシュマンの時から任されている選手。飛び抜けたツールの無い、カレッジのSSのイメージそのままの選手だが、今季の成績もしっかりしており、カレッジのSSではNo.1となっている。この手のタイプの選手の中では比較的パワーとスピードも悪くないが、一方で守備のレンジ等からは将来的には2BやM-IF控えに終わりそうなタイプにも。


Nick Allen, SS, Francis Parker HS, CA (HS)

B/T: R-R
Height: 5-9
Weight: 155
Commitment: Southern California
Ranking: BA #29/MLB #30
Projection: Late 1st round to Supplemental 1st round

Comments: 非常に小柄な選手だが、スケールの大きなツールで、身体の小ささを指摘してきたスカウトを黙らせてきた。16年夏はTeam USAでも大活躍。素晴らしいスピードがあり、SSに留まるのに問題のないレンジ。小柄だが、肩も優れており、SSでやって行けるだろう。残念ながら、パワーには恵まれていないが、優れたコンタクトを見せる。


Brady McConnell, SS, Merritt Island HS, FL (HS)

B/T: R-R
Height: 6-3
Weight: 175
Commitment: Florida
Ranking: BA #39/MLB #75
Projection: Late 1st round to 2nd round

Comments: SSとしては長身。現状では細身だが、筋肉も付いてきた。上背はあるが、素晴らしいスピードを持ち、プラス以上のランナーになれる。SSとしてのレンジ・グラブ捌きも問題ない。また肩も十分に強い。SSとしては身長があるだけに、上手く身体を成長させることができれば、パワーもSSとしては平均以上になるだろう。体格的に他のポジションに移る可能性もあるが、上限の高い選手。今季開幕からしばらく打席で良くなく、評価を落としていたが、成績の上昇と共に再びランキングも上がって来ている。


Mark Vientos, SS/3B, American Heritage HS, FL (HS)

B/T: R-R
Height: 6-4
Weight: 190
Commitment: Miami
Ranking: BA #40/MLB #67
Projection: Late 1st round to 2nd round

Comments: 今季から全米有数の強豪American Heritage HSでプレーする。非常に優れた体格で、バットスピードが速く、パワー・コンタクト共に平均以上になる可能性がある。現在はSSでプレーするが、スピードは平均以下で、体格も大きいことから、プロでは間違いなく3Bになるだろう。良い肩と、しっかりしたグラブ捌きを持ち、3Bとしては平均以上になれる。


Chris Seise, SS, West Orange HS, FL (HS)

B/T: R-R
Height: 6-2
Weight: 175
Commitment: Central Florida
Ranking: BA #47/MLB #38
Projection: Late 1st round to 2nd round

Comments: 兄のAnthony Seiseも12年にドラフト指名された選手。SSとして理想的なサイズの身体で、今季は筋肉も少し付いた。SSとしては比較的パワーポテンシャルがあり、広角にパワーを発揮する。60ヤード6.45 sのスピードも十分。肩も強い。攻守に磨くところは多いが、上限は高い選手。


Jeter Downs, SS, Monsignor Pace HS, FL (HS)

Comments: BOS関連選手編を参照。


Kevin Merrell, SS/2B, South Florida (Jr.)

B/T: L-R
Height: 6-1
Weight: 180
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #52/MLB #51
Projection: Supplemental 1st round to 3rd round

Comments: 100メートルが10.6 sと陸上選手並みのスピードが唯一にして最大の武器。ほぼノーパワー。元々は2Bだったが、今季スピードを買われてSS転向。ただ肩などのツールも限られるため、将来的には2BかCFが有力。


Kevin Smith, SS, Maryland (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-1
Weight: 185
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #71/MLB #91
Projection: Supplemental 1st round to 3rd round

Comments: 引っ張り好きで、三振が多い傾向にはあるが、昨夏のサマーリーグで木のバットで素晴らしいパフォーマンスを見せ、今季も打撃好調。SSとしては非常にパワーがある。スピードは平均以下でMLBのSSになれるかは少し疑問もあるが、現状では優れた守備センス・クィックなステップで補っている。肩も平均的だが、素早く正確な送球を見せる。


Greg Jones, SS, Cary HS, NC (HS)

B/T: S-R
Height: 5-11
Weight: 170
Commitment: North Carolina-Willmington
Ranking: BA #76/MLB #84
Projection: 2nd round to 5th round

Comments: 一年前まで5'5"しかなかったため注目されなかったが、今季は体格も成長。ドラフトトップクラスで80とも言われるスピードが最大の売りだが、バットスピードやパワー、肩などのツールも体格から想像される以上。今クラスの中では年齢がかなり高い選手。


Dalton Guthrie, SS, Florida (Jr.)

B/T: R-R
Height: 5-11
Weight: 175
Last Drafted: 40th round (14') by MIN
Ranking: BA #169/MLB #141
Projection: 2nd round to 10th round

Comments: 父はMLBで活躍した投手のMark Guthrie。優れた血筋と、ビッグプログラムのSSらしい、「安定感」という言葉そのままのタイプ。やや肩が弱い点を除けば、SSに留まれるだけの洗練された守備スキルとツールを持つ。打力の上限には欠ける。


Ricardo De La Torre, SS, Puerto Rico Baseball Academy, PR (HS)

B/T: R-R
Height: 6-2
Weight: 175
Commitment: Auburn
Ranking: BA #197/MLB #181
Projection: 3rd round to 10th round

Comments: 近年優れたSSを輩出しているプエルトリコの選手。プラスの肩に、グラブ捌き等のスキル面で優れる。打撃面では守備に進歩で後れを取っているが、まずまずのコンタクトに、パワー面も成長している。

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