今オフはどのポジションを補強すべき?(複数回答可)

2017年1月3日火曜日

17' Draft Watch - Draft Board 1 (College-RHP)

カレッジのRHPです。Kyle Wrightが開幕からしばらく不調でしたが、変化球を増やして復調。体格や上限・フロアーのバランスに優れ、現状ドラフト全体でもHunter Greene (HS-RHP/SS)、Brendan McKay (Jr.-LHP/1B)と比肩する評価。それをJ.B. Bukauskas、Alex Faedoが追う形。Tanner Houckは少し気になるけど、その後は飛び抜けた選手があまりいない。ワイルドカードはTristan Beckか。


[16' Draft Board (College-RHP)]

Kyle Wright, RHP, Vanderbilt (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-4
Weight: 220
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #2/MLB #3
Projection: Top 3, Possibly #1

Comments: Vandyを応援している当ブログでは2年前から何度も名前を挙げている選手。優れた投手体格で筋肉もカレッジ在学中にかなり付けている。それに伴い、速球もHS時代の80 mph後半から、フレッシュマン時は94 mph、最近は97 mphまで出ている。左打者相手のカーブが最大のセカンドピッチで、右打者にはカッター気味のスライダーも投げる。チェンジアップはサードピッチ。コマンドや制球も整った選手で、現時点でも高い完成度を持つが、一方で体格的や近年の成長度からの伸びしろも残す。Vandyでは、フレッシュマンの15年は最終的にクローザーも任せられるなど、Carson Fulmer (CWS)など豪華先発陣を支えるリリーフとして活躍。16年は、Fulmerらが去った先発陣の中で、最も安定したスターターとして投げた。17年は球威が増したながらも、開幕から今一つ安定せず、金曜日のスターターを途中で外れたが、その後変化球の割合を増やして復調。体格・スタッフ・上限・フロアーのバランスで今季のカレッジ右腕でNo.1と見られる。


J.B. Bukauskas, RHP, North Carolina (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-0
Weight: 195
Last Drafted: 20th round (14') by ARI
Ranking: BA #6/MLB #7
Projection: Top 10

Comments: 14年のHS時代に、既に97 mphの速球を投げ、同クラスでもトップクラスのHS-RHPだったが、進学意志が強くスリップ。カレッジでも順調に成績を残しており、また夏のTeam USAでは、投手陣の中でも最も優れたスタッフを見せた。速球は常時90 mph半ば。沈むムーブも良い。ハードなスライダーは、まだ多少精度を欠くが、プラスのピッチになるだろう。チェンジアップも進歩を見せている。最大の懸念をHS時代からも指摘されていた、体格の小ささと、力の入ったフォーム。カレッジ進学後、少しリラックスして投げるようになったようだが、依然として力の入ったリリースを見せる。リリーフ向きにも見えるが、Sonny Gray (OAK)と比較するスカウトも多く、先発に留まる可能性が低い訳ではない。17年も開幕からイニング数を大きく上回る奪三振を記録するなど、成績ならKyle Wrightも上回るが、やはり体格とメカニクスの点が少しマイナスか。


Alex Faedo, RHP, Florida (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-5
Weight: 225
Last Drafted: 40th round (14') by DET
Ranking: BA #10/MLB #11
Projection: Top 15

Comments: A.J. Puk (OAK)を筆頭に、ドラ4までに5人の選手を送り込んだ16年のフロリダ大の投手陣の中でも、ややパフォーマンスの安定を欠くPukなどをパフォーマンス的には凌ぐ投球を見せた。夏のTeam USAでの投球もインプレッシブ。非常に優れた体格から、速球は常時92~95 mph。最速ならもう少し出るよう。60から70の評価になるかもとも言われる、80 mph前半のスライダーがセカンドピッチで多くの空振りを奪う。ただ少しスラーブ気味で変化が大きいため、プロではもう少しタイトに変化をさせる必要があるかも。チェンジアップはあまり投げていない点もプロでは磨く必要がありそう。積極的にストライクを奪いにいく選手だが、精密なコマンドはまだない。やや身体が堅そうなフォームにも見える。16年の秋に膝を少し痛めて手術をしたようだが、大きな問題では無さそう。17年は成績自体は文句無しも、春先少し球威が落ちており、90~92 mph程度で投げていたことからわずかにランキングを下げているが、最近は95 mph程度まで戻っているよう。


Griffin Canning, RHP, UCLA (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-1
Weight: 170
Last Drafted: 38th round (14') by COL
Ranking: BA #26/MLB #17
Projection: Mid 1st round to Late 1st round

Comments: 平均的な体格から90 mph前半の速球が中心で最速は95 mph。速球と同じ腕の振りから投げるチェンジアップはプラスの評価。カーブとスライダーも投げる。安定したフォームとイニングを稼げる能力が持ち味。17年は開幕から好投を続けており、評価を上げた。体格・スタッフ的に上限はさほどでもないが、フロアーの高い点が魅力。ドラフト直前になって、メディカルに少し問題があるようで、いくつかのチームが上位指名を回避するよう。


Tanner Houck, RHP, Missouri (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-5
Weight: 215
Last Drafted: 12th round (14') by TOR
Ranking: BA #22/MLB #20
Projection: Mid 1st round to Late 1st round

Comments: カレッジの先輩であるMax Scherzer (WAS)を非常に彷彿させる選手。少し細身に見える長身だが、Scherzerを意識しているのか、力の入った、かなり低めのアームスロットで投げる。腕を引いた時にかなり肘を高く上げるフォームで、一般的にはあまり好まれない投げ方だが、本人はそれを上手く自分のものにしており、常時92~96 mph、最速98 mphと今クラスでも最上位の球威を誇る。一方、セカンドピッチのスライダー以降はかなり未熟。北部出身の選手なのもあるかも。上手く磨けば、Scherzerのようになれるかもだが、やはりリスクは大きめの選手。17年は成績こそ十分だが、少し球速が落ちているようで、少し評価を落とした。


Nate Pearson, RHP, Central Florida (JC-So.)

B/T: R-R
Height: 6-6
Weight: 240
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #13/MLB #35
Projection: Mid 1st round to Supplemental 1st round

Comments: 今季のJCでNo.1の選手。非常に大きな体格から、コンスタントに97 mphを記録するなど、パワースタッフは一級品。最近では101 mphを記録し、評価はうなぎのぼり。ストライクをしっかり投げる能力もある。一方、セカンドピッチ以降は非常に未熟。HS時代に肘にメスを入れているが、JCの二年間は特に影響無く投げている。オフスピードピッチが磨かれなければリリーフの可能性もあるが、上限は高め。


Alex Lange, RHP, Louisiana State (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-4
Weight: 200
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #34/MLB #23
Projection: Late 1st round to Supplemental 1st round

Comments: HS時代も比較的名前の知れた投手だったが、少し評価を落としたのと、LSUへのコミットから指名されることなく進学。15年はフレッシュマンながら、名門LSUでエースとして活躍。17年のドラ1候補として名を馳せたが、16年はそれよりは少しパフォーマンスを落とした。17年も安定して投げている。優れた体格で、速球は92~96 mph。深いイニングまでスタッフを保つことができる。またパワーカーブも評価が高く、更に夏のTeam USAではチェンジアップを多く投げて、こちらの評価も上がっている。難点は、ややハードに投げすぎる傾向にある点。メカニクスも非常に堅い印象を受け、かなり力の入った投げ方をする。制球は悪くない投手だが、球速を出そうとし過ぎているのかも。今のスタイルを変えないと、リリーフに移ると見るスカウトも。


Tristan Beck, RHP, Stanford (So.)

B/T: R-R
Height: 6-4
Weight: 190
Last Drafted: 34th round (15') by MIL
Ranking: BA #41/MLB #53
Projection: Late 1st round to 2nd round

Comments: 15年のドラフトクラスでも有力なHS投手だったが、強い進学希望でスリップ。16年は名門Stanfordで、フレッシュマンながら開幕投手を任された。ソフモアということもあるが、非常に細く、未完成な身体。スタッフの方も、速球が91~92 mphとやはりパワースタッフで押すタイプではないが、素晴らしいコマンドと、トップクラスのチェンジアップで打ち取るポリッシュな選手。カーブもチェンジアップに比べれば不安定だが、良いボール。17年は少し体重も増えており、体格的にもう少し伸びしろもあるため、興味深い選手だが、17年は背中部の疲労骨折で未だにマウンドに立てていない。魅力的な選手だが、ソフモアということもあり、指名位置が難しくなりそう。


Wil Crowe, RHP, South Carolina (rJr.)

B/T: R-R
Height: 6-2
Weight: 250
Last Drafted: 21st round (16') by CLE
Ranking: BA #48/MLB #44
Projection: Supplemental 1st round to 3rd round

Comments: 13年時は、名前の知られたHS投手だったが、CLEからの$1Mを超えるボーナスを断り進学。15年にTJを受けRed-Shirtになっているが、16年再びCLEから指名を受けるも再度プロ入りを拒否。TJ後、肘の不安が除かれ、球威が向上。92~95 mphで、最速97 mphも記録。沈みも良い。カーブは時折スラーブ気味に流れるが、プラスと言われる。チェンジアップも進歩している。TJもあり、制球は平均以下。非常に太った体格で、Joe Blanton (LAD)とも比較されるが、投球へ非常に悪影響ということは無い。年齢とケガによる実績不足が懸念されるが、金額・指名位置次第では面白い選手。17年は開幕直後素晴らしい投球を見せ、大きく評価を上げたが、その後少しパフォーマンスが落ちて来ている。


Clarke Schmidt, RHP, South Carolina (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-1
Weight: 200
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #32/MLB #49
Projection: Supplemental 1st round to 3rd round

Comments: さほど上背は無いが、92~95 mphの沈む速球は平均以上。スライダーがセカンドピッチだが、こちらはまだ不安定。カーブ・チェンジアップも投げる。真のパワーピッチャーではないが、球速は上昇傾向。同僚のWil Croweよりも安定した実績を積んでいる。17年はCroweに次ぐ二番手でまずまずの投球を見せていたが、Obliqueのケガで離脱。少しメカニクスの評判が悪いこともあり、先発としての適性に疑問符も。


Corbin Martin, RHP, Texas A&M (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-3
Weight: 200
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #56/MLB #32
Projection: Supplemental 1st round to 3rd round

Comments: 15年はアラスカのリーグ、16年はCape Cod Leagueで支配的な姿を見せ、そのポテンシャルを示したが、カレッジのシーズンでは結果を残せておらず、16年まではチームでは先発はおろか、クローザーですらないミドルリリーフ。17年は開幕ブルペンだったが、途中から土曜日の先発となり、飛び抜けてはいないが、ソリッドに投げている。速球は、リリーフなら常時95~96 mph、最速98 mphと文句無し。先発なら91~95 mph。カーブはナスティーなアウトピッチで、チェンジアップも結果を残せていないリリーフというところからは想像できないほどしっかりとした感覚を持つ。先発でも戦えるスタッフの持ち主。元々2way選手として入学しただけあって、運動能力が高く、フォーム等の安定も可能なはずだが。カレッジの実績に欠けるが、上手く磨けば伸びしろはありそう。


Blaine Knight, RHP, Arkansas (So.)

B/T: R-R
Height: 6-3
Weight: 165
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #88/MLB #58
Projection: Supplemental 1st round to 3rd round

Comments: Travis Wood (KC)のHSの後輩。HS時代は身体的にまだ未熟で、フレッシュマンの時もスウィングマンだったが、咋秋頃から大きく身体的パワーアップを遂げ、秋に最速97 mph。今季も90~94 mphとしっかりとした球速を記録している。身体的にはまだ更に筋力が付く余地があり、伸びしろも期待される。セカンドピッチは80 mph中盤と球速のあるカッター気味のスライダー。チェンジアップとカーブも悪くない。カレッジでの実績や耐久性に疑問もあるが、ソフモアで伸びしろも大きく、ドラ2あたりで指名できれば大きなスティールになりそうな選手。


Morgan Cooper, RHP, Texas (rJr.)

B/T: R-R
Height: 6-4
Weight: 220
Last Drafted: 34st round (16') by WAS
Ranking: BA #81/MLB #94
Projection: 2nd round to 5th round

Comments: HS時代に痛めた肘を抱えて投げていたが、14年にTJ。昨年復帰してRed-Shirtになっている。長身から投げ下ろす速球は角度があり、球速も92~96 mphとしっかりしている。チェンジアップがスライダーより良い。TJがあったのと、これまでは球威を深いイニングまで保てなかったため、先発としての適性を証明できていない。


Jake Thompson, RHP, Oregon State (rJr.)

B/T: R-R
Height: 6-2
Weight: 205
Last Drafted: 34th round (13') by CHC
Ranking: BA #84/MLB #71
Projection: 2nd round to 5th round

Comments: HS時代にCHCからドラフトされるなど、常に才能は注目されていた選手だが、カレッジで安定感を欠く投球を続け、ドラフト資格のあった昨季もドラフトされず。しかし今季はメカニクスをシンプルに整え、94~96 mphを何度も記録するなど、日曜日の先発として向上した姿を見せ、注目度を上げている。スライダーが良いセカンドピッチで、チェンジアップも平均的。コマンド・制球は向上しているものの、過去それで悩んで来た。


Drew Rasmussen, RHP, Oregon State (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-2
Weight: 225
Last Drafted: 39th round (14') by ARI
Ranking: BA #57/MLB #98
Projection: 2nd round to 5th round

Comments: 16年にTJを受けたRasmussenを欠いてなお、Luke Heimlich (Jr.-LHP)やJake Thompsonを抱える、Oregon州立大は17年のトップチームだった。Rasmussenは終盤に復帰し、最初はリリーフで、最近は先発に戻っている。速球は92~96 mphと威力がある。スライダーとチェンジアップも向上している。やや先発としての実績に欠くが悪くないスタッフ。


Bryce Montes de Oca, RHP, Missouri (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-7
Weight: 265
Last Drafted: 14st round (14') by CWS
Ranking: BA #147/MLB #89
Projection: 3rd round to 10th round

Comments: 三年前のHS時代もその飛び抜けた体格で、Top 100前後のHS-RHPだったが、前年にTJがあったことなどもあり下位へスリップ。カレッジでも神経系の手術を受けるなど、実績を欠いているが、その体格に加え、先発で92~96 mph、ショートイニングでは最速100 mphを記録するなど、パワースタッフが魅力。ただセカンドピッチ以降も含め、カレッジ選手としては未熟感が強く、体重の重さもあり、先発適性には疑問が。


James Karinchak, RHP, Bryant (Jr.)

Comments: BOS関連選手編を参照。

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