2014年2月13日木曜日

15' Draft Watch - Draft Board 10 (Red Sox Linked Player)

今年度も、過去にドラフトした選手や、ニューイングランドローカルボーイ、親戚がBOS傘下にいた選手をまとめてリストアップ。その中でも、Carson Fulmer、Alex Bregman、Daz Cameronと、全体Top 10有力と見られる選手が3人もいて、実際BOS-#7にこれらの選手が残っていれば指名の可能性は高い。それにChris Shaw、Rhett Wisemanの2人もドラ2があるなら欲しかった選手。


[15' Draft Board (Red Sox Linked Player)]

Carson Fulmer, RHP, Vanderbilt (Jr.)

B/T: R-R
Height: 5-11
Weight: 190
Last Drafted: 15th round (12') by BOS
Ranking: BA #6/MLB #3/MB #2
Projection: Possibly #1, Likely Top 5
Connection: Former 15th round Pick (12')

Comments: 12年のドラフトでは、Vandyコミットもありスリップ。BOSが下位で指名したものの、まとめることはできず。やや小柄な体格だが、現在では最速98 mph、90 mph後半に頻繁に届くファイヤーボーラー。スライダーも素晴らしいアウトピッチ。最近はチェンジアップにも磨きが掛かっている。カレッジではフレッシュマンの13年からVandyの強力ブルペンの一人として活躍。14年は序盤戦でクローザーに定着したが、4月後半から不安定になったローテに移り、エースとして活躍。カレッジワールドシリーズでもファイナルの第3戦に先発し、優勝に貢献した。14年夏はTeam USAでも活躍。15年もケガで出遅れたWalker Buehlerの分までエースとしてチームを牽引。Dillon Tate (Jr.-RHP, UCSB)と並んでカレッジのNo.1投手を争うところまで来ている。BOS-#7に残っていれば間違いなく指名しそうだが、恐らく残らないだろう。


Kyle Wilcox, RHP, Bryant (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-3
Weight: 180
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #196/MB #226
Projection: 3rd round to 10th round
Connection: Connecticut Native, Playing for University of Bryant

Comments: Connecticut州出身で、Rhode Island州のBryant大でプレーする。14年はソフモアとして、1学年年上で14年のドラフトでBOSにドラ4で指名されたKevin McAvoyと共にローテで投げた。McAvoyはNew York州出身なので、Wilcoxの方が生粋のローカルボーイではある。


John Gorman, RHP, Boston College (Sr.)

B/T: R-R
Height: 6-1
Weight: 230
Last Drafted: 50th round (11') by BOS
Ranking: None
Projection: 5th round or Later
Connection: Massachusetts Native, Former 50th round Pick (11')

Comments: Massachusetts州出身のローカルボーイで、Bostonカレッジで投手陣のリーダーを務める。同期のニューイングランド出身選手に優秀な選手が多かった11年に地元BOSから指名された。今季もそれなりの投球を見せている。シニアーサインとしては良いのでは。


Chris Shaw, 1B/OF, Boston College (Jr.)

Connection: Massachusetts Native

Comments: C-IF編を参照。


Alex Bregman, SS/2B, Louisiana State (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-0
Weight: 190
Last Drafted: 29th round (12') by BOS
Ranking: BA #4/MLB #4/MB #1
Projection: Likely Top 5
Connection: Former 29th round Pick (12')

Comments: 12年にBOSが指名するも契約できなかった選手。12年クラスでも、2Bとしてはカレッジも含めてNo.1の選手と言われていたが、春先に膝を故障し、LSUコミットもありスリップした。高いコンタクト能力が売りで、ソリッドなパワーを持つ。現在同クラスでもNo.1を争う選手で、今ドラフトが行われるなら全体#1指名もあり得る。ただHS時代から言われていたことだが、スピード的には平凡で、プロではSSとしては難しいと見られている。HS時代は捕手でもプレーしていたようだが、現在LSUではSSでのみプレー。ベースボールIQにも高い評価があり、特にSSディフェンスで純粋な身体的ツールを補っている。カレッジでは、フレッシュマンの13年に大ブレイクし、一躍15年の上位候補に。14年もしっかりとしたプレーを見せている。13年、14年と夏のTeam USAで中心選手として活躍している。


Nick Shumpert, SS, Highlands Ranch HS, CO (HS)

B/T: R-R
Height: 6-0
Weight: 180
Commitment: Kentucky
Ranking: BA #127/MLB #200/MB #46
Projection: 2nd round to 5th round
Connection: Mookie Betts' (11'-5th) Cousin

Comments: 父は元メジャーリーガーのTerry Shumpert。Mookie Bettsの従兄弟だそう。フィジカルモンスタータイプの選手で、荒削りだが非常に身体能力が高く、パワー・スピードを兼ね備える。選球眼は磨く必要がある。守備も磨かれていないが、ツールはある。


Daz Cameron, OF, Eagle's Landing Christian Academy, GA (HS)

Connection: Mike Cameron's Son

Comments: OF編を参照。


Rhett Wiseman, OF, Vanderbilt (Jr.)

B/T: L-R
Height: 5-11
Weight: 190
Last Drafted: 25th round (12') by CHC
Ranking: BA #88/MLB #120/MB #92
Projection: 2nd round to 5th round
Connection: Massachusetts Native

Comments: 12年のドラフトでは、ニューイングランドローカルボーイとしてはトップクラスの選手だったが、BOSはドラ25までの間に指名することは無かった。結局Theo Epsteinさんが率いるCHCが指名するもVandyへ進学。フレッシュマンの13年から準レギュラーとして多くの試合に出ており、14年はレギュラーとなる。HS時代はフットボールもプレーしていたように、運動能力の高い選手。滑らかなスウィングが売り。CFでプレーできるツールはあるが、15年もRFの専任となっている。15年はボールが飛びやすいバットへの変更もあり、アベレージ、パワーの両面で成績を向上させている。守備でもインプレッシブなプレーを何度も見せており、CFでもプレーできると考えるなら、比較的上位での指名もあり得る。


Ryan McKenna, OF, St. Thomas Aquinas HS, NH (HS)

B/T: R-R
Height: 5-11
Weight: 185
Commitment: Liberty
Ranking: BA #161/MLB #109/MB #80
Projection: 3rd round to 10th round
Connection: Maine Native, Playing for New Hampshire HS

Comments: ニューイングランドMaine州出身で、New Hampshire州のHSでプレーしている。今季のローカルボーイではHSの選手ではNo.1。カレッジの選手と合わせても、Chris Shawの次いで、Rhett Wisemanと二番手を争うクラス。北東部の選手らしく、さほど上背はなく、少しずんぐりした体格だが、非常に運動能力は高い。ラインドライブを放つ能力も高く、その筋肉質な身体から、更なるパワーも付くだろう。スピードは最大のツールで、盗塁もできるし、CFに留まるだけのレンジもあるだろう。CFとしては肩の強さは平均よりも十分に上。

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