2012年2月14日火曜日

Former Sox Prospect Review: Edwar Garcia, RHP

今回は、今季USデビューして来るだろう、Edwar Garcia。ここ数年のDSLのトップピッチャーでは、Stolmy Pimentelは昨季大乱調。Roman Mendez、Raul Alcantaraはトレードと、あまりモノになっていないので、彼にはすくすく育ってもらいたいです。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Edwar Garcia (エドワー・ガルシア)
Full Name: Edwar Bacilio Castillo Garcia
Positions: RHSP/RHRP
Born: November 19, 1993
Birthplace: Santo Domingo, Dominican Republic
Height: 6-4
Weight: 175
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (September 2010)
Signing Bonus: $200,000
How Left: Released (March 2016)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

まだ少し細いが、既に6'4"の長身でアスレティックな体格だ。もう少し筋肉が付いてくるだろう。腕が強く、速球は常時90~91 mphで、最速で94 mphと現状でもまずまず威力があるし、筋肉が付けば、安定して球速を出せるようになるだろう。現状では、ややハードに投げ過ぎている傾向があり、深いイニングになると、少し球威が落ちる傾向にあり、スタミナも強化したい。コマンドは平均以下だ。ブレイキングボールは、74~78 mphとやや球速が遅く、時折ルーピーなスラーブタイプとなっている。手首のスナップが不安定で、タイトなカーブへと整えていきたい。チェンジアップも練習を始めたところでまだまだだ。


[Profile]

11' : DSLでプロデビュー。制球は粗いものの、被打率、K/9とまずまず。

12' : 前年にDSLで十分な成績を残し、FILにも呼ばれ、今季はUSデビューだろうと楽しみにしていたのだけど、DSLをもう1年繰り返した挙句、制球に苦しみ、前年よりも数字を落とした。33 K/30 BBというのが全てを表している。

13' : DSLで3年目の開幕を迎えたが、GCLの開幕に合わせて昇格。Piggy-Back中心だが、被打率、奪三振率は悪くない成績を残した。

14' : SS-A Lowellで、ある程度三振は奪うものの、制球・コマンド難でランナーを溜める癖が直らずボロボロ。

15' : SS-Aから途中でLow-A Greenvilleに昇格。リリーフに専念し、SS-Aではまずまずの奪三振率を残したが、制球の粗さは変わらず。

16' Mar. : リリース。残念。


[Comment]

上で挙げたような、そこそこ著名な海外FAだった選手達と比べるとさすがに大物感には欠けるし、セカンドピッチ、コマンド共にさらに未熟な感はありますが、体格と球威は魅力十分。USデビューが楽しみです。

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