2011年6月18日土曜日

Former Sox Prospect Review: Garin Cecchini, 3B/LF

今回は、本日開幕のSS-A Lowellでも最も注目のProspect、Garin Cecchini。10年のドラフトでは、ケガでドラ4まで落ちたけど、そうでなければドラ1有力とも言われた有望株。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Garin Cecchini (ギャリン・チェッキーニ)
Full Name: Garin Cecchini
Positions: 3B/LF/1B/2B/(SS)
Born: April 20, 1991
Birthplace: Lake Charles, Louisiana
Height: 6-3
Weight: 215
Bats: Left
Throws: Right
Drafted: 4th round, 2010
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $1,310,000
High School: Barbe HS (LA)
MLB Debut: June 1, 2014 (Boston)
How Left: Traded to Milwaukee for cash (December 2015)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

高校ではSS/2Bだったが、長身で、まずまず筋肉も付いており、プロでは3Bに転向。素晴らしいアスリートで、ツールは全般的に平均以上と言われている。左打席から美しいスウィングで振り抜き、腕のエクステンションも良い。非常にスウィングスピードが速い。パワー面も生来のポテンシャルはプラスとも言われていたが、ラインドライブヒッターのスウィングで、入団以来あまりパワーを示せていない。スピードは平均的だが、走塁の本能に優れており、良い盗塁センスを持っている。SSを務めていただけあり、柔らかなグラブ捌きとプラスの強肩を持つが、3B守備は今のところ平均以下。14年からはLFでもプレーしている。ベースボールのIQも高い。


[Background]

09年の年代別のTeam USAではあのBryce Harper (WAS)を抑えて、チームのNo.1ヒッターだった。10年のドラフトではドラ1の有力候補だったが、ACL(前十字靭帯断裂)でプレーできず。ドラフト時のランキングはBA #47/PG #120。


[Profile]

11' : SS-A Lowellでプロデビュー。序盤やや苦しむも、調子を上げ、AVGが3割目前になったが、死球を受け、シーズン終了。

12' : Low-A Greenvilleでフルシーズンデビュー。ハイアベレージに加え、驚きの50 SB。50 SBを意識したか、最終戦で2 CSしたものの、成功率も非常に高かった。選球眼も申し分なく、あとはHRパワーだけ。38 2Bを打っており、パワーがないとは思えないが、4 HRはさすがに寂しい。あとは対左の数字がかなり悪く、改善に期待。守備はかなり向上したと言われた。

13' : High-A Salemで開幕すると、ハイアベレージに持ち前の選球眼を如何なく見せつけ、High-AのAll-Starゲームに出場。その直後にAAへ昇格。シーズン中間の各誌のリストで一気にTop 50圏内へと入った。AA Portland昇格後も4割を超える出塁率。High-A/AAでの合計のOBP .443は全マイナーフルシーズンの選手でトップ。課題だった対左も今季は打ちこなし、来季後半にはMLBで問題なく打てるようになっているだろう。しかし残念ながらHRパワーは伸びず。オフはAFLに派遣され、AFLのAll-Starゲームに出場し、HRを放った。チームプレーを評価され、Stetson Awardを受賞。11月にRule 5ドラフト対策で40人ロスター入り。

14' : AAA Pawtucketで開幕。最後は調子を上げて終えたとは言え、長打率4割以下、OPS 8割以下では失望としか言いようがない。序盤は好調なスタートだったが失速。HRも2ケタに届かなかった。パワーを意識しすぎて、無理に引っ張ろうとした結果、本来の打撃を見失ったそう。ただ終盤は元のアプローチに戻して復調。セプテンバーコールアップでも攻守にまずまずのプレーを見せた。また守備では、シーズン半ば以降、MLBでの機会増に向けてLFの経験も積んだ。

15' : 失望度で言えばダントツかも。単純に打てていない。持ち前の選球眼も、相手投手が怖がらなくなったためか、さほど四球も多くない。OPS 6割以下では例えSSでも厳しいのに、とうとうLFが主戦場に。1B/3Bとしては完全にTravis Shawに置いていかれた。

15' Dec. : David Priceの契約に際して、ロスター枠を空けるためにDFA。複数チームからクレームされる中、MILが金銭を支払いトレード獲得。

16' : Will Middlebrooksと共に、3B有力候補の少ないMILでのブレイクを期待されたが、そこそこのアベレージも平凡なパワー面も合わせて、MLBには呼ばれず。

17' : KC傘下でプレーもやはりかつての姿を取り戻せず。


[Comment]

現在の傘下の野手の中でも最高クラスのポテンシャルを秘めており、本当に楽しみなProspectだ。BOSはWill MiddlebrooksとかDavid Renfroeのような高い運動力を持つ大柄な高校生SSを上位ラウンドで指名して3Bに転向させるのが好きですね。守備にも優れた、総合力の高い3Bに育つ可能性があるし、特に打撃だけなら前のニ人を上回るポテンシャルがあると思うので、期待したいです。その二人も1年目は相当苦しんだし、すぐに適応できないかもしれないけど、楽しみにしたいです。

(15年追記)14年中盤のAAA昇格以降、パワー面を伸ばそうとして、完全に自分を見失った。弟のGavin CecchiniといつかBOSで共にプレーして欲しいと思っていたが、残念ながらかないそうにないですね。

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