2011年3月10日木曜日

Former Sox Prospect Review: Miguel Celestino, RHP

今回は、BAから層の厚いBOSのProspectの中で#29に選ばれた、Miguel Celestino。SEAからCasey KotchmanとBill Hallのトレードで付いてきたオマケと思ってましたけど、思ったより掘り出し物だったみたいです。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Miguel Celestiono (ミゲル・セレスティーノ)
Full Name: Miguel Antonio Soriano Celestino
Positions: RHRP/RHSP
Born: October 10, 1989
Birthplace: San Pedro de Macoris, Dominican Republic
Height: 6-6
Weight: 205
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: Acquired from Seattle with Bill Hall for Casey Kotchman (March 2010)
How Left: Traded to Cincinnati (July 2015)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

若いが非常に長身で、まずまず筋肉も付いている。90 mph前半の沈む速球が最大の武器で、10年のFILでは95 mphまで出るようになったとレポートされ、評価を上げた。12年のシーズンには、最速98~99 mphを記録するように。80 mph前半のチェンジアップと79~81 mphのカーブは習練が必要。制球力ももう少し向上が必要だ。


[Background]

06年にSEAと契約した後、DSLで2年、Rkで1年を過ごしており、スタッツ全般でイマイチ。大した期待はされていなかったと思う。サラリーダンプの一環で、HallとKotchmanをトレードし、そのPTBNLとしてセレクトされた。


[Profile]

10' : GCLで20.0 IP/0.90 ERAを残すと、SS-A Lowellに昇格後もまずまず。FILでは前述のようにインプレッシブな速球を投げていた。

11' : Low-A Greenvilleで1年ローテを守り、3.46 ERA。ゴロを多く打たせた。

12' : High-A Salemで、序盤戦多くのゴロを打たせて、イニングを稼いでいたが、6月半ばから突如被弾が激増。失点も増えた。

13' : AA Portlandでリリーフに移り、安定して90 mph中盤以上、最速100 mph近いボールを投げていたが、一方で成績はイマイチ。被打率が高く、ドミネイトできていない。コマンド、セカンドピッチの問題なのだろうがもったいない。オフにMiLFAとなるが再契約。

14' : ようやくAAで期待通りの成績を残したが、AAA Pawtucketではまたもやや不安定に。三振は取れているが、K/BBやゴロ率が悪化している。オフにMiLFAの資格を得るも、二年連続で再契約。

15' : AAAで開幕するも、AAAの枠が厳しくなるとAAへ移動。

15' July : CINへトレード。

15' : CIN傘下ではERA 1点台と好投。


[Comment]

10年は良く成長したProspectですが、何と言ってもショートシーズンクラスだし、年齢的にもメチャクチャ若い選手じゃない。奪三振率も平凡だし、上のクラスで成績を残すにはセカンドピッチ以降の改善が必須でしょう。まだ先発として期待できるレベルじゃないと思うけど、こういう経歴の割にはBAが高く評価してるし、威力のある沈む速球という魅力的なスタッフを持ってるから、フルシーズンでどうなるかを楽しみにしたいです。

2 件のコメント:

BF さんのコメント...

地震大丈夫ですか?

ララ さんのコメント...

BFさん

ありがとうございます!BFさんもご無事で何よりです。やっと一段落しました。

しかし本当に大変なことになりましたね。一人でも多くの方が無事でありますように。