2011年2月4日金曜日

Former Sox Prospect Review: Aaron Bates, 1B/LF

今回は、マイナー上層の1B、Aaron Bates。既にMLBデビューを果たしており、Adrian Gonzalezが肩を手術した今季は、春からしっかりアピールしてもらいたい選手の1人。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Aaron Bates (アーロン・ベイツ)
Full Name: Aaron Bates
Positions: 1B/LF/RF
Born: March 10, 1984
Birthplace: New York, New York
Height: 6-4
Weight: 230
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 3rd round, 2006; 8th round, 2005 by Florida
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $440,000
College: North Carolina State
High School: Archbishop Mitty HS (CA)
MLB Debut: July 6, 2009 (Boston)
How Left: Released (April 2011)
Player Link: MLB.com, Fan GraphsBaseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

大柄で、元々はパワーヒッターとして期待されており、マイナー下層ではその力を見せたが、上のクラスでは中距離ヒッターに留まっている。09年に、スウィングを短く整えたのもあるようだ。優れたディシプリンと選球眼を持ち、コンタクト能力も高い。右打者だが、右投手の方を良く打つ。外角の変化球には強くないが、流し打つ技術はしっかりしている。守備者としては、ツールは平均的だが、基礎面がしっかりしており、グラブ捌きは素晴らしい。エラースローを処理するのが上手い。レンジや肩は平均だが、堅実な守備力を持つ1Bです。09年にOF守備の練習を積み、パートタイムでそれなりに守るレベルにはある。スピードはなく、レンジもOFでは狭いが、獲れる範囲の打球はしっかり処理することができる。


[Background]

北東部New York州出身だが、HSはCalifornia州。ソフモアでもドラフトされているし、05年のCape Cod LeagueでHR王に輝きたこともあり、大きく期待されて入団。


[Profile]

06' : SS-A Lowellでプロデビュー。

07' : High-A Lancasterで373 AB/24 HRと期待のパワーを見せつける。

08' : AA Portlandでプレーするが、パワーナンバーが落ち、またLars Andersonの台頭もあって、将来の1Bとは見られなくなる。

09' : LFへ移った開幕からAAで絶好調。AAA Pawtucketに昇格後は適応に苦しむも、7月にはMLBへ昇格。しばらく1B/OFとして有用なデプスになると思っていた。

10' : AAAに適応できず。シーズン半ばで、ロスター枠を作るためにDFAされて、AAAにOutrightされた。

11' Apr. : ロスター枠争いに破れてリリース。

11' : MIN傘下でプレー。AAAでAVG .316と打ったがMLBでは出番無し。

12' : MINと再契約するも成績低下。

13' : 独立リーグでプレー。

14' : 1年振りにMLB傘下に戻るが、ロスターフィラーとして6試合に出場したのみ。


[Comment]

1Bに加えて、それなりにLFも守るし、右打ちの1Bということで有用性は高いんですが、ややパワーに欠けていたり、右なのに左投手を打ち込めないのが難点。選球眼はいいし、しっかり左を打てるようになれば、Kevin Youkilisが3Bに回った今は、チャンスだと思うんですが。

(11年追記) AAAで結果が残せずにリリース。AAまでは申し分なく打っていたんですが。元々あったはずのパワーを発揮できなかったのが残念。

0 件のコメント: