2011年2月5日土曜日

Former Sox Prospect Review: Argenis Diaz, SS

今回紹介するのは、以前PITへトレードされたArgenis Diaz。Jose Iglesiasと似たタイプで、かつては傘下でもそれなりに知られたProspectだった。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Argenis Jose Diaz
Resistered: Argenis Diaz (アージェニス・ディアス)
Positions: SS/3B/2B/LF
Born: February 12, 1987
Birthplace: Guatire, Venezuela
Height: 6-0
Weight: 190
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (July 2003)
Signing Bonus: Not Announced
MLB Debut: April 21, 2010 (Pittsburgh)
How Left: Traded to Pittsburgh with Hunter Strickland for Adam LaRoche (July 2009)
Player Link: MLB.com, Fan GraphsBaseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

小柄なベネズエラのSS。何よりもその守備力で知られており、マイナー時代から、すでに現時点でMLBゴールドグラブを獲れる、と言われていたほど。完璧なグラブ捌きに強肩を誇る。盗塁の脅威になるほどのスピードはないものの、フットワークも素晴らしく、プラスのレンジを持つ。集中力を欠いて、簡単なプレーをミスする傾向があったが、それも改善している。問題は打撃で、まずまず当てる能力はあるものの、早打ちで四球を選べないし、パワーも全くない。Jose Iglesiasと似たタイプだ。バントは上手く、左はそれなりに打てる。


[Player Profile]

04' : VSLでプロデビュー。

05' : 再びVSLへ。2年をここで過ごした。

06' : GCLでUSデビュー。

07' : SS-AをスキップしてLow-A Greenvilleへ。ここでAVG .279としっかり打ったため、MLBには遠いものの、Rule 5プロテクトで40人ロスター入り。

08' : High-A LancasterとAA PortlandでしっかりしたAVGを残し、その守備力と、取りあえずコンタクトはできる、ということで、傘下のSSの中でも、上位のProspectと認識されるようになりました。

09' : AAであまり打てず。やはり打撃力の上限が低い、ということで評価が下がり始めた。

09' July : Mark Kotsayの故障と打てなさに見切りをつけ放出。代役としてPITからAdam LaRocheを獲得した見返りにトレード。

09' : PITのAAAでプレー。

10' : 4月にMLBデビューを果たした。

11' : DETのAAAでAVG .279としっかり打っているが、MLBでは出番無し。

12' : DETのAAAで引き続きプレー。AVG .253とやや成績を引き下げた。

13' : DETのAAAでプレー。08年以来のHRを放っている。

14' : CIN傘下でプレーした後ARIへ。パワーレスながら、相変わらずマイナーではしっかりコンタクトしている。

15' : MIN傘下AAAでいつも通り。打撃はそこそこのコンタクトとノーパワー。

16' : DET傘下AAAで控えIFとしてプレー。

17' : 前年同様、DET傘下AAAで控えIFとしてプレー。


[Comment]

AAA以上ではAVG .250前後をウロウロしてるし、パワー・出塁も全くなしと予想通りのところに落ち着いているが、守備力とチーム状況もあってまだそれなりに機会は得られそう。オプションももうそろそろないだろうし、あとはMLBで何とか適応していくしかなさそうですね。 LaRocheとのトレード時はイマイチと思ったし、LaRocheはすぐにCasey Kotchmanとトレードされたが、SEAにKotchmanを送った見返りに得たBill Hallは思った以上に活躍したし、一緒にくっついてきたMiguel Celestinoの評価もまずまずだから、悪くないトレードだったのかも。

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