2010年6月30日水曜日

Former Sox Prospect Review: Ty Weeden, C/1B

ドラフト関連に追われていて、ちょっと間が空きましたが、トレードの時期でもありますし、再開しようと思います。今回紹介するのは、この春リリースされてしまったTy Weeden。ドラフトの時はボーナス要求のせいで16巡目まで落ちてきたけど、素質はドラ1並の高校生捕手、と泣いて喜びそうなうたい文句(この時はまだドラフトに注目してませんでしたけど)の鳴り物入りで入団してきた選手でしたが、結局はケガで泣かず飛ばず。なんとも残念な結果になってしまいました。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Ty Weeden (タイ・ウィーデン)
Full Name: Tyler M. Weeden
Positions: C/1B
Born: September 26, 1987
Birthplace: Edmond, Oklahoma
Height: 6-2
Weight: 225
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 16th round, 2006
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $420,000
High School: Edmond Santa Fe HS (OK)
How Left: Released (April 2010)
Player Link: MiLB.comFan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

守備面では全般的に疑問を呈されるものの、 体格が良く、非常に高いパワーポテンシャルを秘めている。逆方向へ打つ技術もあり、アグレッシブなヒッターでディシプリンはまだまだだが、それなりに選球眼は悪くない。打撃面のポテンシャルは非常に高い。オフスピードピッチには弱く、上のレベルでのコンタクトに苦しんでいる。捕球は平均以下。1Bでも試されているが、どちらのポジションでも動きは良くない。肩は強いが、精度・リリースも発展途上だ。


[Background]

兄のBrandon Weedenは宿敵NYYの02年のドラ2で、結構有名なProspectだった。


[Profile]

07' : SS-A Lowellでプロデビュー。5 HRとまずまずパワーを発揮.

08' : 筋肉を付けて臨んだ08年は、Low-A Greenvilleに昇格。年の近いLuis Expositoとの捕手コンビを組み、非常に将来が楽しみでした。しかし、Expositoが順調にHigh-Aに昇格したのとは対照的に、膝のケガに見舞われると、8 HRとパワーはやはり見せたものの、期待された程の成績は残せず。コンタクト・選球眼共に発揮できなかった。

09' : 有鉤骨の骨折で出遅れると、後進のTim Federowicz、Ryan Lavarnwayの存在もあって、High-A Salemに行ったものの、途中でFederowiczと入れ替わりでLow-A降格。前年までに、予想よりも進歩していると言われた守備の評価も逓減し、1Bを兼務するように。

10' Apr. : 元々の期待が高かっただけに、もう1年見るかと思ってましたが、結局はリリース。

10' : 捕手ProspectのDerek Norrisの出遅れがあったWASに拾われ、2試合ほどプレーしたが、どうやら引退するようです。


[Comment]

ケガに泣かされた感。負担大きい捕手にとって、健康面の不安を致命的です。ケガがなければ、1B兼捕手として、それなりの選手になってたかもしれないと残念です。お疲れ様でした。

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